4つの誤った認知 その反対の智慧

ティクナットハンの般若心経を読んで気づいたことを書いてきましたが、今回はこれで最後になります。

 

また2回目読むと変わるかもしれませんが、1回目で気になった部分はここまでです。

 

ティク・ナット・ハンの般若心経

 

仏教とは関係ない人にも読んでもらいたい一冊です。とても分かり易く解説されてます。

 

誤った認知とは4つあると言います。それを四顚倒

 してんどうと言います。

上下がひっくり返った誤った認知ということです。

 

第一に変わりゆくものを変わらないと妄想すること

 

物事が変わらないということは原則としてありえないことです。人間は変わらないもんだと錯覚してしまうことがあります。

すべて流れの中で変化しています。それをとめることはできないのに、変わって欲しくないものほど変わらないと思いたいのだと。

 

第二に苦しみをもたらしているものを幸福をもたらしていると勘違いすること

 

富や名誉などはその代表格。

みんな富は欲しいし、そのためにいろいろと頑張るわけです。しかし、それがなくなったら安心出来ないのであれば、富を追いかけることは苦しみを追いかけることと同義になるのではないでしょうか。

 

第三に自由を奪っているものを、自由を与えてくれているものと勘違いすること

 

これもお金や権力がかかわってきます。権力が目的になると、権力の奴隷になってしまいます。

本当は何かをなしとげるための権力であるはずなのに、権力を持つことが目的になるとそこに自由を奪われてしまうということ。

 

第四に不純なものを純粋だと思い違いをすること

 

自分のイメージ、認知においていろんなものを私たちは生み出していています。どんなものを思い描いてもすべては想像の産物です。

本来は純粋も不純もないわけで、不純があるから純粋は存在できるわけです。とらわれないことが大切です。

 

この本はまた読みそうな感じがしています。その時にはまた違う読み方をしていると思います。そのときはまた何か書きたいと思わせてくれる一冊です。

 

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